【進路・転職に悩んでいる方必見!シングルマザー看護師の現実】

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看護師という仕事
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訪問ありがとうございます

さゆりんです😊

令和3年度も後半に入ろうとしていますね。

進路や転職など考え始める時期でしょうか?

「看護師」になりたいと思うけど、自分にもなれるだろうか❓

向いているのか分からない。

そんなふうに不安や悩みを抱えていませんか?

そんな不安や悩みも、現役看護師のリアルを知ることで、解消できるはずです。

私は看護師になって約20年、一度は離職しましたが、結局看護師を続けています。

そこで今回は、私のリアルな志望動機や看護師になって良かった点、辛い面についてご紹介します。

進路や転職の選択肢の一つとして看護師」が上がった方に是非読んで頂きたいです

リアルな志望動機

私は高校受験の際に看護師になろうと考え始めました。

その理由は、女性でも自立して生きていけるような職業に就きたいと考えたからです。

ある程度高収入で、どこでも仕事ができ、就職に困らないような職業。

できれば資格のある仕事がいい。

その当時、思いついたのが看護師でした。

高校受験の際に看護系の学校を受験したのですが、残念ながら不合格でした。

地元の普通科の高校に進学して、1年生の頃夏休みほぼ全期間入院した事がありました。

実際の看護師の仕事振りを目にして、やっぱり看護師になりたいと決意した感じでした。

志望動機として、他に周囲の人から聞くのは、身近な人が看護師だったからとか、自分や家族の入院経験などの動機も聞かれます。

一度社会人を経験して看護師を目指す方もいらっしゃいます。

ポイント
  • 女性でも自立して生きていける職業に就きたい
  • 就職に困らない職業
  • 身近な人が看護師だった
  • 自分・家族の入院経験

看護学校時代に苦労した事

初めての一人暮らし

私の地元には看護学校がなかったため、地元から遠く離れた看護学校に進学しなければなりませんでした。

初めて親元を離れる不安は大きかったですが、仲良かった同級生も一緒の学校へ進学だったため心強かったです。

学生時代は1年間だけ寮生活、2年生になってからは寮を出て一人暮らしを始めました。

どちらにしても、自分で家事全般こなさなければならないのは大変でした。

実家であれば、勉強だけに集中できるのに、実習中の大変な時でさえ自分でやらないといけないのは本当につらかったですね。

現場実習

3年課程の看護学校であれば、1年の終わりころから現場実習が始まります。

学校での学科の勉強も大変ですが、この実習が本当に大変でした。

1つの実習で3週間、1人の患者さんを担当して大量の記録を埋めて、アセスメントして問題を抽出して実践・評価をしていく。

私が学生の頃はすべて手書きだったので、内容によっては同じことをあちこちに書いたりするのも大変でした。

今はパソコン入力が可能なため、コピペができるので、少し楽になりましたかね?

記録は患者さんを多方面から分析して、問題や起こりうるリスクを考えるため、

患者さんからいろんなことを聴取していかないといけないため、患者さんの元に何度も足を運ぶんです

コミュニケーションがあまり得意ではない私にとっては、とても苦痛な時間でした😓

聴取した事や観察して得た情報を一つ一つアセスメントするのに、毎晩深夜までかかってなんとか仕上げる日々。

深夜までかかって仕上げた記録は指導担当者や教官によってチェックされ、直しが入ることもあり、

直しに時間がかかることもあります。

実習期間中は睡眠不足で、患者さんの元で居眠りをしてしまう失態も経験😱

実習先によっては厳しい指導担当者がいたりもしました。

その指導担当者には何人も実習を落とされたり、私もその一人です😭

技術試験

実習以外でも、技術試験があり合格するまで何度もやらされたり。

シーツ交換から赤ちゃんの沐浴まで、学ぶ範囲や習得しないといけない技術の幅が広く、

試験も大変なものです。

国家試験

国家試験も同様で、試験範囲は広すぎ試験までにどうやって勉強をしていけばいいのか不安に押しつぶされそうになります。

一緒に頑張れる友達(同級生)やいかに計画的に効率よく勉強していけるかが重要になってきます。

ポイント
  • 初めての一人暮らし
  • 現場実習
  • 技術試験
  • 国家試験

看護師になって良かった点

私はどちらかというと、人の役に立ちたいとか立派な志があって看護師になったタイプではありません😓

それでも看護師になって良かったと思うことはあります

今大変なコロナ禍でも仕事はなくならない事

今後AIの発達でなくなるかもしれない職業がたくさんある中、看護師という仕事は恐らくなくならないでしょう。

病棟勤務だと平日休みがある事

休日にどこかお出かけしようと思っても、どこも人が多いって事ありますよね。

人が多いだけで、お出かけするのもおっくうになったりもします。

人手の少ない平日に休みがあって、出かけられる利点はあります。

平日の学校行事でも、わりと希望通りに休みが取れる点でも良かったと思います。

様々なライフプランによっていろんな働き方ができる

シングルマザーになって、母がまだ元気なころは夜勤の時も母に子供達をみてもらえていたので良かったのですが、

母が倒れた時はまだ下の子も年長さんだったので、夜勤ができない状態でした。

病棟勤務は夜勤ができないと困るんですが、勤務形態を調整してもらえ日勤のみにしてもらえました。

日勤のみだと給料は3万円程減ってしまいますが😂

同じ職場でも勤務形態を調整してもらえるのはもちろん、看護師の職場は病院だけではないので

ライフプランによって、職場や働き方を変えていく事も可能です。

シングルマザーでも夜勤をこなすことは可能です。夜勤前後の過ごし方などこちらの記事も読んでみてください😊

ポイント
  • 仕事がなくなることはない
  • 平日休みがある
  • ライフプランによって様々な働き方ができる

就職して気づいた看護師の辛い面

看護師の仕事は『3K』ってよく耳にしますよね?

『きつい・汚い・危険』

きつい

体力的にも精神的にもきついです。

新人の頃から脳卒中のリハビリ病棟に勤務していたのですが、半身まひの患者さんをベッドから車いすへ移乗介助する時は、患者さんの前からがっつり抱え込んで行います。

ベッドに寝ている患者さんのオムツ交換や体位変換は中腰の姿勢で行うため、

腰痛を抱えている看護師がほとんどです。

私はもともと腰が悪かったため、悪化させてしまった事もあります。

日勤でも夜勤でも十分に休憩が取れないことも多いです。

歳を重ねるごとに夜勤は辛くなってきます。

精神的にもきついです。

病棟内の人間関係だけでなく、先生との関係にも神経をすり減らします。

患者さんの容態について報告したいけど、どのタイミングで連絡するか、なんと言えば怒られないかとかいちいち考えないといけません。

退院調整の為に、多職種とコミュニケーション取って進めないといけないのも、得手不得手があると思います。

私は体力的にも腰が限界だったこと、精神的にもこの退院調整が苦で仕方なく一度退職を経験しました。

汚い

オムツ交換だけならまだいいんです。

便が出ない患者さんの摘便、やられる方ももちろん苦しいでしょうが、やる方も「なんでこんなことやらなきゃいけないんだ」と思ってしまいます

便が緩くてズボンまで汚染したものを、交換しないといけなかったり

夜勤のとき、便を手でこねてしまう患者さんがいたり、便まみれの身体やベッドをきれいにしないといけなかったり

トイレじゃない所で(廊下とか)排尿され、そのしまつをしないといけなかったり

汚いことを上げたらきりがありません

危険

感染症の罹患や針刺しの危険、放射線の被ばく、患者さんからのハラスメントなど

検査に防護服を着て介助に入らないといけないこともあります

患者さんからは暴言や時には暴力を受けることも

セクハラを受けることだってあります

仕事に見合った給料がもらえない

こんな3Kな状態なのに、それに見合っただけの給料がもらえない

日勤のみだと給料が3万円程減ったと上記でも言いましたが、看護師の給料が高く見えるのは

夜勤手当がついているからです。

夜勤手当がつかないと、他のOLとそう変わらないと思います。

もっと、3K手当を手厚くつけてほしいです。

雑務が多い

辛いのは看護の仕事だけではありません。

委員会や研修、看護研究など仕事以外にもやらなければならないことが山ほどあります。

委員会の仕事や研修のレポート、看護研究のまとめなど勤務時間内にできることはほとんどなく

時間外や休みの日を返上してまでやらないとこなせません。

これを残業と計算したら、看護師ほどブラックな仕事はありません。

ポイント
  • きつい
  • 汚い
  • 危険
  • 仕事に見合った給料がもらえない
  • 雑務が多い

まとめ

以上、現役看護師の看護師を目指したリアルな理由と看護学生時代に苦労した事、

看護師になって良かった事、辛かったこともご紹介しました。

辛かった事が目立ちますが、私は看護師になって良かったとは思います。

シングルになっても、ほとんど生活水準を下げることなく子供達を養っていくことができています。

子供たちが小学生になれば夜勤も問題なくこなせています。

子供をかかえてシングルになった方や、進路や転職に悩む方々の少しでも参考になれば嬉しいです😊

まとめ

1.志望動機

  • 女性でも自立して生きていける職業に就きたい
  • 就職に困らない職業
  • 身近な人が看護師だった
  • 自分・家族の入院経験

2.看護学校時代に苦労したこと

  • 初めての一人暮らし
  • 現場実習
  • 技術試験
  • 国家試験

3.看護師になって良かった点

  • 仕事がなくなることはない
  • 平日休みがある
  • ライフプランによって様々な働き方ができる

4.就職して気づいた看護師の辛い面

  • きつい
  • 汚い
  • 危険
  • 仕事に見合った給料がもらえない
  • 雑務が多い

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