「今の収入にもう少しプラスできたら…」「将来のために、もっと稼ぐ力を身につけたい」
そう感じている方は多いのではないでしょうか。実は、大きな成功を収めている人たちには、共通する「シンプルな習慣」があります。
この記事では、書籍『年収1億円になる人の習慣』を参考に、私が「これならできる!」と感銘を受け、実践を決意した5つの習慣を厳選してご紹介します。
特別なスキルは必要ありません。
日常の小さな意識が、あなたの仕事や人間関係を好転させ、収入アップの扉を開くきっかけになるはずです。
習慣1:すべての土台となる「第一印象」を徹底的に磨く
「チャンスは人が運んでくる」という言葉の通り、良好な人間関係は収入アップに不可欠です。そして、その第一歩となるのが「第一印象」です。
「礼儀正しい挨拶」は「チャンス」を得るための「投資」である
「チャンス」も「運」も、「人が運んでくるもの」です
『年収1億円になる人の習慣』
清潔感のある身だしなみ、明るい表情、そして心のこもった挨拶。これらを徹底するだけで、周囲に「信頼できる人」「一緒に仕事がしたい人」という印象を与え、思わぬチャンスが舞い込むことがあります。
【具体的なアクションプラン】
①身だしなみ:髪型や服装に気を配るだけでなく、靴を磨く、爪を整えるなど、細部にまで意識を向けましょう。
②挨 拶:ただ声を出すだけでなく、相手の目を見て、笑顔を添えることを意識します。自分から先に挨拶することがポイント!
③接 遇:職場の人だけでなく、コンビニの店員さんや清掃員の方など、関わるすべての人に丁寧な態度で接することで、人間としての器が大きくなります。
これは、大事な商談や好きな人に会う時だけ頑張るのではなく、「毎日続ける」ことに意味があります。日々の小さな「投資」が、未来の大きなリターンに繋がるのです。
習慣2:人間関係が劇的に改善する「長所フォーカス思考」
あなたは、他人の良い点と悪い点、どちらに目が行きがちですか?
かつての私は、相手のできていない部分ばかり指摘してしまい、人間関係で損をすることが多くありました。
私も著者と同じで、人の悪い所ばかりに目が行きがちでした。
子育ても同様で、できてない所を注意することがほとんど。
相手の「良い点」と「悪い点」を「同じ数」だけ言えると、人間関係はうまくいく
できるようになって欲しいと思うから、毎日毎日、同じことを繰り返し注意して、できていない所を正そうとしていました。
でも、これは間違ったやり方だったんです。
人の短所を指摘して正そうとしても、相手は不満を募らせるばかりです。
逆に、小さな長所を見つけて褒めることで、相手は認められたと感じ、自発的に成長しようとします。これは職場でも家庭でも同じです。
ちょっとできたところをすぐさま褒めると、子供は照れたように、いつもなら注意しないとできないことも、言われる前にできちゃうんですよね。
私もそうです。
職場で先輩や、患者さん、ご家族から褒めてもらえると、実際そんなことないのになって思っていても、そうならなきゃって逆にやる気が出たりします。
自分を成長させるためにも、相手を成長させるためにも、長所にこそ目を向けるよう意識しようと思いました。
誰にでも長所はあるはずです。
そこを伸ばすように関われば、短所が長所へ転換するかもしれません。
【具体的なアクションプラン】
①1日1褒めを実践:どんな些細なことでも良いので、相手の良い点を見つけて言葉で伝える習慣をつけましょう。
②「リフレーミング」を意識する:短所に見える部分を長所に言い換える練習をします。(例:「頑固」→「意志が強い」、「飽きっぽい」→「好奇心旺盛」)
③2倍学ぶ姿勢:「人の振り見て我が振り直せ」の通り、相手の長所と短所の両方から学ぶ意識を持つことで、あなた自身の成長速度は2倍になります。
習慣3:変化に気づき即対処する「セルフモニタリング」
成功者は、自分自身の管理能力が非常に高いと言われています。
毎日、「数字」を見ることで、「小さな変化」に気づく
書籍では「毎日、体重計に乗る」という習慣が紹介されています。
これは単なるダイエットの話ではありません。毎日体重という「数字」を見ることで、わずかな変化に気づき、食生活や運動習慣をすぐに修正できる、という自己管理能力のトレーニングなのです。
私も、ほぼ毎朝体重計に乗っています。
最近増えてきたなと思えば、宅トレの頻度を増やしたり、食事を少し制限したりします。そのおかげで極端な体重の増減は今まで経験したことはありません。
この「観察力」と「即時修正能力」は、あらゆる場面で役立ちます。
【具体的なアクションプラン】
①体重管理:まずは基本として、毎日同じ時間に体重を測り記録してみましょう。
②資産管理:毎週、あるいは毎月、自分の資産額(預貯金、投資信託など)を確認し、増減の要因を分析します。
③業務管理:仕事の進捗状況や成果を具体的な数字で把握し、計画とのズレを早期に発見して対策を打ちます。
小さな変化を見逃さず、問題が大きくなる前に素早く対処できる能力は、ビジネスの世界でも高く評価されます。
習慣4:成功を引き寄せる「GIVEの精神」を持つ
「自分のため」だけに頑張るのには限界があります。
しかし、「誰かのため」という想いが加わると、人は信じられないほどの力を発揮し、努力を継続できるようになります。
「分かち合う」こと、「自分のため」に頑張るだけではなく、「他人のため」に頑張るようにする
自分の知識や経験を惜しみなく他人に提供する(GIVEする)ことで、巡り巡って自分に返ってきます。それは人からの信頼であったり、有益な情報であったり、新たなビジネスチャンスであったりします。
【具体的なアクションプラン】
①身近な人を助ける:「家族を楽にさせたい」「子供の進路の選択肢を広げたい」といった想いは、強力なモチベーションになります。
②見返りを求めない:相手の役に立つことを純粋な気持ちで行いましょう。その姿勢が信頼を生み、結果的に自分に返ってきます。
③情報発信を始める:自分の得意なことや学んだことを、ブログやSNSで発信してみるのも素晴らしいGIVEの一つです。
習慣5:行動を加速させる「健全な物欲」を持つ
「継続は力なり」と言いますが、努力を継続するためには強力な原動力(モチベーション)が必要です。そして、その原動力は、必ずしも立派なものである必要はありません。
最初は「不純な動機」でいい。特に大切なのは「物欲」をもつこと
「高級車に乗りたい」「タワーマンションに住みたい」「異性にモテたい」。そんな一見「不純」に見える動機こそが、困難を乗り越えるための着火剤になるのです。
かの有名な言葉に、こんなものがあります。
「能力」の差は、小さい。
「努力」の差は、大きい。
「継続」の差は、とても大きい。
「習慣」の差が、いちばん大きい。
最初は不純な動機でも、成功者の習慣を真似して継続するうちに、それが無意識にできる「才能」へと変わっていきます。
【具体的なアクションプラン】
①欲しいものリストを作る:自分が本当に欲しいもの、やりたいことを具体的に書き出して、常に意識できるようにしましょう。
②目標を公言する:周囲に自分の目標を話すことで、後に引けない状況を作り、自分を奮い立たせます。
③小さな成功体験を祝う:目標達成の過程で、小さなご褒美を用意し、モチベーションを維持しましょう。
まとめ:習慣が、あなたの未来を創る
今回ご紹介した5つの習慣を、最後にもう一度振り返りましょう。
1. 第一印象を徹底的に磨く:チャンスは人が運んでくる。
2. 相手の長所に焦点を当てる:人間関係が円滑になり、自己成長も加速する。
3. セルフモニタリングを徹底する:小さな変化に気づき、即座に対応する能力を養う。
4. 「GIVEの精神」を持つ:他者貢献が、巡り巡って自分を豊かにする。
5. 健全な物欲を原動力にする:強い欲求が、継続的な努力を支える。
すべてを一度に始める必要はありません。
まずは一つ、あなたが「これならできそう」と感じたものから、ぜひ今日の生活に取り入れてみてください。
その小さな一歩が、1年後、5年後のあなたの収入、そして人生そのものを、大きく変えるきっかけになるはずです。


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